Jの舞台って
Jの舞台に関して、ファンは、単純に「主催がどこか」とか「キャストはどうか」とかで外部舞台/内部舞台に分けてると思うんだけどね。
個人的には最近の内部舞台には二種類あると思ってて。
それは「Endless SHOCK」「滝沢歌舞伎」ラインと、「JOHNNYS' ○○ ISLAND」「DREAM BOYS」ライン。
前者はFCに入らなくても、劇場枠やカード枠など、いろんな方法でチケットが取れる窓口的役割を持っている舞台公演。
(もちろんFCがいちばんチケット取りやすくはあるんだけど。)
後者は舞台の形式を借りたファンミーティング。
だから客層もマナーも、出演者の観客への意識の向け方も全然違う。
少なくとも私はそう感じるのです。
今後舞台に立ちたいという思いがあるなら、いろんな舞台を積極的に観に行って勉強すればいいと思うけど、後者を中心にしてる人たちはそれをあまりしてないよね?
(むろん、たまたま私がそういう話を耳にしないだけかもしれないので、もしそうなら情報不足ということでごめんなさいです。)
ふつうに自分でチケットを取って天井桟敷から見るって体験も、一度くらいはしたほうがいいとも思います。
関係者席で見たからこそわかることもたくさんあるとは思いますが、天井桟敷からどう見えるか、客がどんな楽しみ方をしているか、見切れ席はどんな感じに見切れるのかってことを知っている人とそうでない人で、ステージにおけるいろいろなものの作り方が違うなと感じるので。
もちろん見学情報を聞く機会は皆無ではないのですけれど、「事務所から観劇指示が出てた(これは鉈切り丸くらいしか聞いてないけど)」とか「出演者とこの前まで共演してたから付き合いで」じゃなくて自らの意思でこの舞台観たい、芝居見たいという思いで行ってるかな?って考えるとね。
今後、舞台をやらないと決まっているひとには関係ないのかもしれないけれど。
「(自分のファン以外に)どういう人がチケットを買ってくれているのか」とか、「またお金を払って来たいと思ってもらうにはどうしたらいいか」とか。
つまり「息の長い客を掴むにはどうしたらいいか」ってことをじっくり考えるチャンスがあると、がらっと目線が変わる・・・と感じています。
舞台だとカーテンコールでの態度に変化が出ることが多いのですが、コンサートでも、客席への目線の方向やファンサが変わったなと思うことが多いです。
もちろんコア部分の集客力(舞台にしっかりお金出してくれる固定ファンをどの程度もってるか)はとても大事ですよ?
キャスティングの重要なポイントのひとつですから。
だけど、共演者のファンをどのくらい取り込める魅力があるかっていうのも、それと同じくらい大事だと思います。
次のステージへの期待値を左右する要素だから、わりと芋づる式に影響が出るというのかしら。
はっきりと、5年後10年後の集客力に直結することも少なくないです。
なにせ、観劇ヲタはキャリア長い人多いから。
前の作品のあれこれを知っている人も少なくないのよ。
一生ものの作品の主演をはり続けることで考えなきゃいけないこともたくさんあるとは思うけど。
そうじゃない(継承していく作品をどうバトンタッチしていくか考えなきゃいけない)人も、それはそれで考えなきゃいけないこと、たくさんあると思うんだ。
自分のファンの意識を舞台仕様に変えていくこともそのひとつなのよね。
客層を広げたいなら、絶対にしなきゃいけないこと。
そこからグループに興味持ってもらえるケースもある(し、そのほうが息の長いファンでいてくれる確率が高い)。
・・・って、なんか話がとっ散らかってしまったけれど。
当選倍率とか、完売までの速さを誇るのではなく。
観た回数を自慢するのではなく。
もう少し先のお仕事のために、目を向けてほしいなと思うのです。