こういう不満抱えてる人、少なくないと思う
配慮できるものなら・・・ですね。
場所とか、その他諸々。
もっともこれの場合、（セクハラ医師がいることは否定できないけど）医者がどうこうというより、「ド素人で無関係なくせに女児の裸見たいだけじゃないの？」としか思えない男性教諭に担当させることが問題なケースが多い気がするんですよね。
だって、集団検診がある学校で女性教諭がほぼいないって、考えにくいから。
とにもかくにも、手段の目的を知るって大事よね。
小学生の時の健康診断で、聴診器を当てて心音を聞くために上半身裸で列にさせられた。発育の早い女子はブラをしていたがそれも外せと言われた。クラスの中で特に胸が大きい子がいて、その子はさすがにかわいそうということで担任がブラの着用を許可したが、→#私たちは女性医師を求めています
— ubudy (@ubudidas) 2020年7月19日
診断の時はブラをずらして胸を出すよう指示されていた。私たち生徒は「かわいそう…でも診断に必要なんだから仕方ないのかな」と思っていた。大人になって病院に行き、聴診器を当てるためには服を脱ぐ必要もなければブラを外す必要もないことを知った。衝撃だった。
— ubudy (@ubudidas) 2020年7月19日
どうして私たちは上半身裸で部屋に並ばされたんだろう。あの子はすごく嫌がっていたのにブラを外させられたんだろう。部屋にいた女性教員はなぜ私たちを守ってくれなかったんだろう。本当は服を完全に脱いだりブラを外す必要などないと知らなかったんだろうか。医師の命令に逆らえなかったんだろうか。
— ubudy (@ubudidas) 2020年7月19日
女性の皆さん、子供の頃の健康診断ってどうでしたか？そもそも心音を聞く診断ってあった？あれが普通だったのか異常だったのか、今でもいまいちわからない。もしあれが一般的なやり方だとしたら絶対に変えるべき。
— ubudy (@ubudidas) 2020年7月19日
少なくとも私が今まで行ったすべての病院では普通に服もブラも着たまま聴診器入れて胸のあたりと背中に当てるだけだった。子供だってそれでいいはず
— ubudy (@ubudidas) 2020年7月19日
地元の医者だったし、うっすら名前も覚えているのでたぶん特定はできる。毎年その医者だったし。その頃おじさんとおじいさんの間くらいの年齢だったからまだ現役かもしれない。
— ubudy (@ubudidas) 2020年7月19日
— ubudy (@ubudidas) 2020年7月19日
「いちいち服に聴診器入れてたら時間かかるから効率的に検査回すために予め脱がせておいたんじゃないの」とか「ブラは邪魔になるからでしょ」とかクソリプする男いたらぶちのめすのでよろしくね☺️
— ubudy (@ubudidas) 2020年7月19日
RTやいいね、ご自分の体験談などありがとうございます。やはり同じ体験した方が多くいるんだ…と思いゾッとしています。男性の場合どうだったか、医師の立場から見てどうかなども情報いただけると助かります。いくつか気になるリプライもあるので情報精査してからまたツイートしたいと思います
— ubudy (@ubudidas) 2020年7月19日
私も高校の時このような経験あります。
— たまパン (@HappyHappiHapp) 2020年7月19日
もう気持ち悪くて気持ち悪くて今でも思い出す度に泣きそうになります。
あれはレイプです。10年経った今でも許せない。
この事を男性の知り合いに相談したら「なんか･･･ありがとうございます😊」と言われて以来、誰にも言ってませんhttps://t.co/qIfprBqZAy
元ツイの方にもぜひ知って欲しいので引用RTします。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
以前、学校健診について呟きましたが「学校健診」と「成人の法定(会社)健診/診察」は全然違います。
長いのですが、ぜひ最後までご覧頂けると嬉しいです。
※先に言いますが、決して「健診を受ける生徒さんに配慮不要」ということではありません。 https://t.co/sgXGSnmUAi
まず、個人的に思う「学校健診」の改善点です。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
①健診の意義/必要性を知ってもらう to 生徒さん親御さん
②学校健診に使う時間をしっかり割いてもらう to 学校
③学校健診の依頼ルートを増やす/しっかり給与を支払う to 自治体
①学校健診は「病院とは異なる非常に騒がしい環境」で「大人数」の中から「病気かもしれない所見」を「短時間」で探すもの(早期発見)です。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
成人の法定健診や普段の診察とは、診察の流れも確認する項目も全然違います。
個人的には、学校健診では普段の3倍くらい神経を尖らせています。
多くの方が疑問に思う「何故上半身裸が必要なのか」の答えです。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
特に脊柱検診で早期発見を狙う側彎症(背骨の病気)は、小学校高学年～中学生の女子に多いですが、自覚症状が少なく、上半身裸でないと見落とす可能性が高くなります。https://t.co/j2aI9YWcwi
実際に「上半身裸にしないで脊柱検診を行わなかった」結果、側彎症を見落とし、訴訟になった事例があります。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
本来診察は「患者さんの同意/協力」がなければ成り立ちません。それは健診も同じです。
配慮は無論必要ですが、配慮し過ぎると本末転倒になります。https://t.co/CfknaSawNW
保健室の先生によると、健診前に「目的/服装/注意点など」を保健だよりにして全生徒に配ったそうです。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
さて、先生から配られたプリントにしっかりと目を通し、親御さんにもちゃんと渡した生徒さん＆生徒さんから学校健診に関するプリントを渡された親御さんは、一体どれくらいいるでしょうか。
この辺の情報提供のやり方は、学校医/学校/自治体側もまだまだ工夫が必要だと思います。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
健診は毎年あり、内容もそう大きくは変わらないものです。事前の情報提供は非常に有用と思います。https://t.co/WVxGjWPQcp
②先日の学校健診では、2時間で80人強/学年の診察をしました。1人100秒以内です。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
男子はTシャツ1枚なので着替え10秒で済みますが、女子は沢山着込んでいるので30秒以上掛かります。
中には女性医師の前でも脱ぎたがらず、5分近く掛かってしまった生徒さんもいました。https://t.co/oazFtmzMOj
事前の情報提供も大事ですが、理想はやはり学校医が健診中に説明するのが望ましいでしょう。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
しかしそれには100秒じゃ不可能です。
先日は3学年＝約240人診察しましたので、仮に1人5分掛かるとすれば計20時間掛かります。
「普段の診察と同じ丁寧な説明」を求めるなら、それだけ時間が必要です。
一方、学校側から提示された日数はたった3日。しかも平日診療の合間でした。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
移動や諸々の準備を除くと、2時間ちょっとしかありません。
これでも新型コロナの影響で日数が増えたそうです(例年2日しかない)。
生徒さんへの説明や配慮を求めるなら、やはり健診日はしっかり確保して欲しいです。
③学校医は自治体から医師会を通して依頼が来ますから、学校健診を引き受けるのは医師会に所属する開業医になります。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
当自治体医師会の医師(開業医)は約1200人いますが、女性医師は70人。
そこから健診が可能な女性医師になると、数十人に絞られます。圧倒的に人数不足です。
女性医師が増えたからといって「健診が可能な女性開業医」が増えるとは限りません。また女性勤務医に直接依頼できるルートは、今のところ確立していません。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
女性医師の学校健診を求めるなら、学校健診の依頼ルート(例：産休育休中の女性医師に依頼できるなど)を増やすのが手っ取り早いと思います。
また別RTツイで「海外では1人1人丁寧に時間を掛けた健診があった」とありました。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
海外での学校健診に割かれる予算がどれくらいかは知りませんが、かつて就学前健診＠ハワイの値段を調べたところ、クリニック完全予約制で数万円でした。
一方、私が担当している学校医の給与は、1年間で20万円台(自治体の規定)です。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
学校医の仕事は健診だけではありませんが、仮に健診だけだとしても1人の生徒あたり1000円程度になります。
先述の「学校健診の依頼ルート」が仮に出来上がったとしても、給与が低ければ誰も応募しないでしょう。
低収入＆短時間で大人数の診察を求められ、生徒さん親御さんにセクハラ扱いされ、気を遣って服越しに診察して見落としたら訴訟で負ける。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
前任の男性学校医は「女子生徒の健診は大変気を遣うしトラブルになるかもしれないから、本当はやりたくなかった」と漏らしておりました。
決して高給を求めている訳ではなく、健診に見合った相場に準じて欲しいと思います。
— あい#HPVﾜｸﾁﾝ接種済の町医者 (@INephrologist) 2020年7月20日
長々と書き連ねてしまいましたが、学校健診で嫌な思いをする生徒さんは1人でも減って欲しいし、その為には健診を受ける生徒さん＆親御さん/行う学校医/調整する学校＆自治体がお互い理解し合えれば、と思います。
大人になってから知るのは遅いけど無駄ではないなとか。
けっきょく、何を検査するかによって気にしなきゃいけないことのレベルが変わるんだななどとは思いつつ。
こういう診察方法に関する誤解（？）やこども（とは限らないけど）が悪意にさらされる可能性は減ってほしいし、誤解を減らすための工夫を共有できたらいいなとも思います。
