推しごとのおはなし
備忘録とかちょっと感じたこととか。
せっかくなのでまた元音楽雑誌編集者としての小ネタを。音楽雑誌に掲載する際、アーティスト側への出演料等は発生しません。表紙巻頭となると、むしろ広告出稿という形で(主にレコード会社から)お金をいただき、雑誌社が収益を得ます。→
— カエルマニア (@kaerumania_plus) 2021年9月2日
なので、たとえ何冊買っても直接アーティストの収益にはなりません。ですが、撮影費やスタイリング代、ヘアメイク代、等々としての諸経費としてとっても重要になります。変な話、広告が貰えないと撮影はなしでインタビューのみとかになってしまうこともあります。→
— カエルマニア (@kaerumania_plus) 2021年9月2日
何が言いたいかというと、もしそのアーティストを応援したいと思うならば、たくさん買うのはもちろん良いのですが、アンケート等々でぜひ編集者やレコード会社、事務所の目に触れるように掲載の感想を伝えてあげてください。→
— カエルマニア (@kaerumania_plus) 2021年9月2日
すると、雑誌側としてはリリースの都度表紙巻頭特集をしよう、ページ数を増やそう…となります。よって、今後もたくさんのBUCK-TICK(急に限定する笑)が雑誌で拝めます。へたすると、リリース時以外にも登場してくれるかもしれません(アーティスト側の都合もあるけど)。→
— カエルマニア (@kaerumania_plus) 2021年9月2日
いやいや、私はもっと直接的に貢ぎたいのよ。私の推しに投資したいのよ。という場合は、やはりCDやDVDを買うのが好ましいです。更に言うならば、CDやレコード会社はマージンが取られるので、事務所が売っているアーティストグッズ等をたくさん買うのが一番の投資になります。→
— カエルマニア (@kaerumania_plus) 2021年9月2日
しかしCDやDVDなどが売れなければ、レコード会社は広告が出せなくなるし、雑誌で大きく取り上げてもらいにくくなります。すると露出が減り、大好きな推しの近況が見られなくなります。→
— カエルマニア (@kaerumania_plus) 2021年9月2日
よって何が言いたいかというと、推しには万遍なく投資すべし(笑)。これにつきます。以上、万遍なく投資したくてもする小遣いの足りない元編集者からでした😁
— カエルマニア (@kaerumania_plus) 2021年9月2日
話のついでに今回ちょっとアニメ制作の裏話も聞いたんですが作品のレビューとかブログとか読者の声、あれ本当に偉い人に全部見られてるよ、アニメ化検討の会議とかでスクリーンにデカデカと映されてるよ、本人の知らないとこでマジで作品の力になってるから推したい作品は推せるうちに推しとけ
— 中村たいやき (@tiyk66) 2021年9月4日
ツイッターは流れちゃうから配信サイトのレビューとかブログとか後で残る場所がより良いらしい
— 中村たいやき (@tiyk66) 2021年9月4日
オタク作品に限らず、現代に存在する消費者向けサービス・商品は確実にユーザー反応を拾っている(というよりやってないとヤバい)し、特にネガティブ反応の方がどうしても出やすい分、自分の好きなものに対するポジティブな言及は積極的にしておくとみんなを幸せにしますよ。
— ぬのかわ (@leather_770) 2021年9月5日
もちろんこれは無批判に全てを褒めろという話ではなく、悪い部分のフィードバックも大事なんだけど、ウケている部分の反応がないとそれがポジティブなのか無関心なのか判別できず発信側も困るし、ユーザーからの拡散もできないので伏せ字とかせず発信側が拾える形でやっていけという話です。
— ぬのかわ (@leather_770) 2021年9月5日
ついったよりブログっていうのはよくわかる気がします。
推しに関してはあとで調べるにしても記録として残すとしてもついったよりブログが強い。それについったはバズ以外の元ツイRT数を軽視するようになってから検索力が著しく落ちましたから。
簡単に言っちゃうと、公式さんのツイート探すのがめちゃくちゃ大変になったから、元ネタとか出所がわからない話が多すぎて、興味を引く前にもういいやってなっちゃうことが増えたなと思うのです。
あと単純に、いいこと書いてようとなんだろうと、ツイートはググってもほぼちゃんと出てこないんですよね。
せっかく推したいと思ってるのにマスキングされちゃうんじゃ……ねぇ?(苦笑)
防音室から外に向かって叫んでるみたいな状態ですから、ファンを増やすことにはあまり繋がらないかもなぁと思います。
ま、書く側としてはタイトルつけるのがいちばん面倒だなと思うことも多いのですけれど。
あと、伏字に関しても。
本人は気を遣って伏字にしたり主語をなくしたりしたんだろうけど、疑心暗鬼を呼んでいらぬ闇を掘り起こしてる人とか下種の勘繰りが先へ先へと進んでしまう人とか無関係の誰かに被弾させてる人とかが増えてることがけっこう増えてるなぁと。
悪口書いても訴えられないための自衛策なのかもしれないけれど。
ちょっと、なんだかなぁ……と思います。