ちぃさきもの

よしなしごとを ゆるゆると

『市川海老蔵に、ござりまする』(2020/1/6)

密着ドキュメント「市川海老蔵に、ござりまする」視聴率は11・6% 昨年から3・7ポイント増

1/7(火) 10:32配信

headlines.yahoo.co.jp

 


 6歳で「歌舞伎楽しい。お客様に楽しんでもらうところが楽しい。そのために役者ってあると思う」って言えるようになるんだなぁ。。。

 この歳で舞台の出来が悪いって泣く弟と、それを見てもらい泣きするお姉ちゃん。共感力もあるんだろうけど、いろんなプロの覚悟を間近で見続けてることで意識がつくられてるのかも。

 

 

 六本木歌舞伎『羅生門』は、二部のラストがチラ映り。

 海老蔵さんが見得切ってるシーンの後ろで蜘蛛の糸を登ってる白いお着物姿の健くんの足元だけ。お顔はNGというか、権利とか料金とか後輩に華を持たせるとか、いろいろあるんだろうな。

 

 古くから男社会である歌舞伎で生きてきた海老蔵さんがこどもたちの舞台について「差があっちゃいけないと思うんだ俺は」と言いたくなる気持ちもわかるし、そう口にできて良かったなとも思うのです。
 親としては……な部分と伝統芸能としての部分と、バランスあるんでしょうけど。

 

 

 あとは、笑顔。少なめだったなぁと。

 笑えてないというよりは気が抜けないのかな。なんとなく。

 二親として師匠として、様々な立場からこどもたちに接する必要があるからどうしても厳しめにはなるだろうし時間も取りにくいだろうし。

 それ以外の立場でも、厳しくいなければいけない面も大きそう。

 

 そう考えると、「羅生門」で健くんととても楽しそうにしていた話がたくさん聞こえてきてたのは、心のバランス面でも良かったんでしょうね。

 歌舞伎の人じゃないけど似たような立場に立ったことのある健くんだから、近すぎず遠すぎずな話がしやすいのかもね。

 

 

 そういえば……「羅生門」で海老蔵さんと共演してた頃、健ちゃんは自分と同い年だと信じていたらしいカンカンはいまだに信じているのかしらね。

 

 同日放送の帰れマンデー(バスサンド)で奇跡の40歳として紹介された健ちゃんの年齢詐称に気付いてたらおもろいけどなぁ(苦笑)