ちぃさきもの

よしなしごとを ゆるゆると

2019/5/11 「ニュースな会」雑感

 やなぎーのニュースランキングについて。


 前回は2~5位を駆け足で軽く紹介して、1位のみパネル説明でした。

 (初回は放送なかったので、どうだったのかわかりません。)

 

 今回は、ランキングごとの区切りでの「ココもうちょっと知りたい」の柳澤さん仁志さんのミニ解説がわかりやすく入るようになったので、ランキングごとの内容が見やすくなったと思います。

 

 (とはいえ前回は改元や即位の話メインだったので、ランキングがどうとかはあんまり気にして見てなかったというのが正直なところ・苦笑)

 

 1位はやはり大津の交通事故の話。

 

 この自動車事故の話はこんな感じで紹介・解説されました。

 

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・園児たちは避けようがなかったことをまず明言した


・事故の状況

  ・ショッキングな現場映像なし
  ・痛ましい会見映像なし
  ・被害者・加害者の実名なし

  (つまり、どのように事故が起きたのかという事実だけを説明)


右直事故の解説

  ・どのように事故が起きたか
  ・交通事故全体のなかでの発生割合
  ・右直事故が起こりやすい事故である理由


・事故時ドライバーの取るべき行動とは

  ・ハンドルを右に切るわけにいかないし、とっさに左に切ってしまうのは
   わかる。
  ・生物として本能的に避けたいと思ってしまい、思わずハンドルを
   切ってしまうのもわかる。
  ・(感情的にはわかるが)まずブレーキを踏んで止まる!
   (止まりさえすれば防げる被害も多い。)


・ガードレール、ポール設置について

  ・ガードレール設置は費用も時間も新たな道路を作るのと同じくらい
   かかるので、事故が起きやすいところや発生した場所を中心に
   設置される。
  ・文科省が行なった通学路への対策はかなり進んでいるが、それ以外は……。

  ・設置の要望は出せる?
   ⇒標識管轄する警察と、道路管轄の県・市が話し合って決めているので、
    そこに働きかけることになる。

 (・例えばガードレール設置をリクエストできる窓口/ホットラインや
   ご意見を集めるサイトなどで情報収集できれば、
   必要だが目の行き届きにくい場所への設置が進めやすいかも。)

  ・ガードレールには耐久性その他の設置基準がある。
   だからどうしても時間も費用もかかる。
  ・ポールは進入禁止の意味合いが強く、事故が起きたときに
   被害を防ぐという意味では弱い。とはいえ
   まったくないよりは効果がある。すぐにできる対策としては有効。


・車優先社会の問題の解説

  ・車でどこまでも進めるように道路をつくる
  ・交通弱者の歩行者が使う歩道にしわ寄せがいく
  ・ヨーロッパでは車道と歩道が分断されていて、日本のような
   人と車の接触事故が起こりにくい。国土の狭い日本では難しいが……。

  ・市街地での運転は、どんなに急いでも到着は2~3分しか変わらない。
   慌てず、ゆっくり、注意深く。
  ・昔よく言われていた「狭い日本 そんなに急いでどこへ行く」
   という標語を、いま一度思い出してみよう。

 

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 だいたい、こんな内容でした。

 

 個人の運転意識の問題から公共が行う事故予防対策など、前向きというか今後のための建設的な話が中心になっていたので、しっかり見る気になれる内容なのが良かったと思います。

 


 私としては「ヒヤッとしたときはハンドル切りたくなるが、とにかくブレーキ踏んで止まって!」という話が気になって。

 

 例えば教習所や免許センターなどに、「ガッとブレーキを踏む(踏み込む)ためだけの訓練機」みたいなものを設置することってできないのかなぁと思いました。

 

 こう書いてしまうとゲーム扱いで不謹慎と言われてしまうかもしれないけれど、気軽な事故防止訓練(シミュレーション)みたいな感じで、折に触れ体験できたらいいなぁと。

 

 ふつう、「急ブレーキの訓練」なんてできないから。
 実際の車でやってみるわけにもいかないし。
 さすがに身体が覚えるまで反復練習するのは難しいだろうけど、シミュレーション体験ができるだけでも効果はあるんじゃないかしら。

 


 エンディング前の後半15分近く、キスマイ宮田くんの「聞きこみやた」関連のコメントとVTRでした。

 

 タピオカがあそこまで流行ってるのは東京のあの一帯の現象なんだろうなぁと思いつつ(笑)
 バラエティ交じりの情報番組にありがちな、変なじらしやあおりが少なめで、(出てくれた一般人をあざ笑うための)しょーもないボケ解答を挟むという無駄がなかったので、コーナーが長めで情報量もあるわりに、すっきりと見られたかなと。

 

 騒ぎにならず店の行列に20分並ぶアイドル好感もてる(笑)

 


 というか。

 

 

 人気芸能人が原宿ホコ天に!もみくちゃ大人気!なVTRを見るたびに

 

「ここに集まるのはこんな脊髄反射なやつらばかりなのか?」

「ロケなら普通遠慮しない?カメラわからなくてプライベートな可能性高いならなおさら遠慮するもんでしょ?」

 

と思っていたので、むしろこういうVTRのほうが納得できます。

 

 

 いや実は、芸能人の「大阪はそのへんのおっちゃんおばちゃんが平気でロケに入って話しかけてくる。東京ではそんなことする人いない!」みたいなコメントを見るたびに「大阪人は(仕込み以外で)あんなもみくちゃにすることほぼないぞ。東京モンのほうがよっぽど図々しいやん!」と矛盾を感じながら眺めることが多かったので……(苦笑)

 


 次回以降も、情報を情報として伝えてくれる番組として、楽しみにしたいなと思います。